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ビジネスの仕組み化:お客さんとの接触頻度

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前回はビジネスの要ともいえる
セールスファネルの仕組み化、数値化の話を
お伝えしました。

今回はお客さんとの接触頻度の仕組み化について
お伝えしますね。

まず最初に、あなたやあなたの会社の
お客さんとの接触頻度はどのくらいでしょうか?

 

一言でお客さんとの接触といっても
いろいろなかたちがあります。

お客さんと直接会うほかに、電話やメール
あるいは郵便物の送付なども広義の接触にあたります。

そもそもなぜ、接触頻度が大事かというと、
それは接触頻度の増加が信頼関係の醸成につながるからです。
単純接触効果(ザイアンス効果:何度も接触することで
次第に警戒が薄れ、行為をいだくこと)とも言いますね。

 

士業・コンサルタントといったビジネスで提供するのは多くの場合、
目に見えない、あるいはわかりにくいサービスです。
こういった業種では、有益な情報配信を重ね、
お客さんと信頼関係を築くという戦略は重要な位置づけとなります。
しかも、これらの施策はコストをかけず、
すぐにでもできる施策です。

お客さんとの信頼関係を築きたいのであれば、
やらない手はないですし、あなたの業界の大物、有名人は
ほぼ例外なく情報発信をきちんとやっているのではないでしょうか?

 

お客さんとの接触頻度を仕組み化する場合、
最初にあなたのビジネスでできる
お客さんとの接触方法を洗い出しましょう。

例えば、訪問後のお礼メール、電話によるフォロー、
SNSでの情報発信やダイレクトメールなど
接触の機会はたくさんあるはずです。

まず最初に、全体の接触回数の目標を設定してください。

次に、各接触方法の接触回数を決めてみましょう。
例えば、SNSでの情報発信2回、電話での接触0.5回、
メールでの接触1回といった感じで大丈夫です。

仮に3か月でお客さんに6回接触する目標を立てた場合、
毎月の目標値もおのずと決まってくるはずです。

さらに、それぞれの接触でどのような情報を発信するのかも
きちんと設計しましょう。
お客さんとの間を詰める策をあらかじめ練っておくのです。

こうすることでやみくもな接触ではなく、
戦略的な接触の仕組みが構築できます。

もし仮に、あなたに社員さんがいたとしても、
この仕事は社員任せにしないでくださいね。
あなたの経験を活かし、しっかりと仕組み化し
戦略を組み立てていきましょう。

お客さんとの接触の仕組み化ができたら
次は「お客さんの不安要素の見える化」を進めていきます。
これについてはまた次回、お伝えしますね。

投稿者:加藤 寛之