クライアントと一緒に顧客の守り方を考えることの重要性
投稿日:
こんにちは
コンサルビジネスプロデューサーの加藤です。
先日、ニュースでGDPの年率換算が
戦後最悪の落ち込みだと伝えていました。
このような情勢において『参謀型コンサルビジネス』の
必要性・重要性をあらためて感じています。
経営コンサルタントのクライアント、つまり経営者にとって
コンサルタントは安全・安心な存在であると同時に
社員を雇うより低コストで身近な参謀である必要があります。
当たり前のように聞こえるかもしれませんが
コンサルタントの在り方としてとても大事な観点です。
今は経営コンサルタント・士業にとっても
苦境かもしれませんが、それはお客さんも同じ。
世の中、あるいは業界や会社が大変な時ほど一緒に考え、
打開策を見出さなければなりません。
これが
『今だからこそ「リテンション(既存顧客を守る)」』
https://ks-partner.jp/c-blog/2342/
でもお伝えしている“既存顧客を守る”ことにつながります。
コロナ渦に突入し、ぼくもクライアントのところでは
リテンション施策を講じてきました。
どうすれば、機会損失を防げるか、
利益につながるかをクライアントと共に考え、
実行計画を練ったのです。
その甲斐もあって、とあるホテルでは3か月休業したものの
その後は予約でいっぱいといった状況をつくることができました。
『リテンション』は一般的には大手の考え方ですが、
それをどうやって自分たちにも当てはめていくか?
これが非常に重要だと考えます。
既存顧客と信頼関係を築けば、
それは結局、ライフタイムバリューを
上げることにつながります。
大切なのは、新しい取組みをすることではなく、
「普段はそんなところにお金や人員をかけませんよ」
というところに注力していくということです。
ぼくたちのビジネスは
・クライアントとの関係性
・信頼できるテーマと提案
に支えられています。
クライアント、つまり企業にとって
「これからどうやって生き残っていくか」
は普遍的なテーマです。
もちろん、企業の生き残りを考えたときに
あまりに強引なことや無理はできません。
そんなことをしなくても
既存顧客との信頼関係を構築し、
適切な提案をすれば利益は発掘できるのだ、
ということをちゃんと伝えてあげる。
これがこれからの経営コンサルタントにとって
必要不可欠なアクションだと確信しています。
クライアントによっては
あまり力を入れてこなかった部分かもしれませんね。
だからこそ、重要なテーマになり得るのです。
No.1ポジションを追求することも大切ですが、
こんな時期だからこそ、リテンションへの取組みを
強化してみることがお客さんの喜びにつながるのではないでしょうか。
投稿者:K'sパートナー株式会社