企業淘汰は身近でもおこっています!
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今晩は。
今月も今日で終了です。明日から6月が始まりますが、1年間も半分まできました。あっという間に時間は過ぎていきます。
K’sパートナーの事務所は福岡の博多駅付近にありますが、最近になって2社の企業が撤退しています。携帯電話の修理屋さんと、不動産屋さんです。
顔合わせれば挨拶をしたり、不動産屋さんに限っては弊社スタッフの部屋紹介をして頂いたりとお世話になりましたが、急な閉店で最後は、挨拶もできなまま関係が途絶えてしまいました。結果的にどうなったかは推測ですが、企業経営を継続させていくことの難しさを目の当たりしています。
色々な統計があるでしょうが、
企業生存率3年後は30%
企業生存率5年後は15%
企業生存率10年後は6%
企業生存率20年後は0.3%
などと言われています。身近にこのような事態が起こると、明日は我が身だとつい思ってしまいます。
企業が淘汰される背景には、社会情勢などの外部環境もあるでしょうが、私の立場的に言えば、お客様(市場)・世の中から必要とされなくなったという事実があるかと思います。
どんな企業でも強みや自慢できる要素、他社に負けないプライド、意地はあるはずです。しかし、素晴らしい商品を開発したり、サービスを確立したと自負しても、お客様(市場)・世の中から支持されなくてはただの自己満足です。プライド・意地があるならどのように、お客様(市場)に伝えていくかがとても重要です。
そこを忘れて商品開発だけに没頭したり、サービスに満足したり、自社内で甘えの体質が浸透してしまったり。これで社員に企業存続を訴えるのは間違いです。
存在意義を再度明確にして、作りだす・考えるだけで止まらず、どのようにお客様(市場)に伝えるか、どのような方法論がベストかを再構築しましょう。
K’sパートナーも明日から第二四半期が始まります。新たなスタートです。新たな決断と戦略、そして勇気を持ってのぞんでいきます。
投稿者:加藤 寛之