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稼げるコンサルタントの条件

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あなたは稼げるコンサルタント、と聞いて何を思い浮かべますか?

クライアントであるお客さんの会社の規模や
契約している会社の数が多いなどもありますが、
まずはコンサルタント自身が稼げているかどうかではないでしょうか?

ぼくが調べたところ、
会社勤めのコンサルタントの年収は720万円前後です。

これに対して、独立したコンサルタントの年収はというと……
600万円程度と言われています。

しかも、個人事業主は3年で3割程度廃業するとも言われており、
会社勤めよりリスクは高いと言えるでしょう。

せっかく独立したのに会社勤めより年収は低く、リスクは高い。
これでは何のために独立したのか判りませんよね?
だから、まず最初にやるべきことは年収1000万円を目指すことです。

 

また、これはあなたの年収以外にも大きな意味があります。

会社の社長であるあなたがコンサルタントを雇うと
仮定してみてください。
儲かっていないコンサルタントに頼みたいでしょうか?
せっかくお願いするなら、
儲かっているコンサルタントにお願いしたいですよね。

コンサルタントが儲かっていないのに
お客さんを設けさせることができるでしょうか?
仮にできたとしても、これではお客さんに影響力を与えることはできません。

だから、あなたはお客さんのためにもある程度は
稼いでいないといけないのです。
(ぼくはこれはコンサルタントの条件だと思っています)

 

では、独立系コンサルタントが1社からいただいたいる
コンサルティングフィーはどのくらいだと思いますか?

ぼくの調べでは社員数50人前後の会社であれば
月額10~20万円。
100人以上の会社であれば月額80~100万円前後です。

もし、これより高くても単発であっては
ビジネスとして成り立ちません。

あなたは1社ののお客さんとどれくらいの期間、
契約できているでしょうか。

ぼくが知っているケースでは、
1年や半年、あるいはプロジェクトが終わったら
契約終了ということが多いようです。

 

実は、多くのコンサルタントに共通するお悩みとして、
「継続」ができないということがあります

ぼくが考えるコンサルタントのニーズとは
①契約期間を長くしたい
②リピート商品があれば売りたい
③関係性を構築して単価を上げたい
④安定収入を得て次の事業に広げたい
があります。

でも、これができないからみんな足踏み状態になってしまいます。
これをクリアしていくために必要なことこそ
いわゆる「パートナー」としての地位を確立することです。

ぼくはこのことを前職時代の先輩たちから
知の系譜として教わってきました。

あなたはどうでしょうか?
単価は高いけど3か月くらいで終わる仕事をしていませんか?
あるいは長期で付き合ってはいるけど、単価が低かったりしていませんか?

これだと収益は安定しません。

以前、コンサルタントの師匠からも教えてもらったことですが、
お客さんを成功(売上アップ)に導くためには3割は信頼関係です。
お客さんや自分がっているリソースが4割。
これだけで全体の7割になります。
業績アップに新しいものやテクニックはほとんどいらないのです。

お客さんと一緒にビジネスモデルを創っていくことも含めて、
自分のなかにあるもので十分戦っていけるということです。

つまり、稼げるコンサルタントの条件として
新しいスキルやノウハウは必要ないのです。

では、稼げるコンサルタントとして必要なものは何かというと
それは「問題解決力」です。

この問題解決力とはどういうことかは
次回でお伝えしますね。

投稿者:加藤 寛之