トップセールスの価値はどのくらいあるのか?
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先日、タクシーに乗っていたときに、
運転手さんからとても面白い話を聞きました。
その地域では有名な製菓会社が本社移転をするそうです。
これだけならよくありそうな話ですが、
興味をひかれたのが、その会社の姿勢。
商品を納入するコンビニエンスストアが
新規に開店する際は、製菓会社の社長自ら
あいさつに行かれるそうです。
さらに、取引のあるコンビニが停電などした際は
必ずドライアイスを持参し(無償です!)、
他社の商品も含めて痛まないように
最大限のケアをしてくれるそうです。
しかも、商品納入も時間厳守。
すごいとしか言いようがありません。
ビジネスの世界においてトップセールスは
企業にとって最強の営業です。
中小企業であればなおさらでしょう。
経営者が存在感、影響力を発揮すれば
契約の成約率も収益性も高まります。
経営者とはお客さんとの関係性つくりに
最適なコンテンツと言えるでしょう。
コンテンツとしての経営者が光ってこそ、
他のサービスも魅力的になります。
正直なところ、商品やサービスだけで
差別化するのは困難です。
不可能、と言ってもいいかもしれません。
しかし、経営者というコンテンツは
他に変えがききません。
経営者によるトップセールスは
自社商品・サービスの価値を高める最適なツールになり得ます。
もし、あなたの会社の商品・サービスが
できあがった(できあがっている)と感じたら
ここにトップセールスをプラスすることを
検討してみてください。
きっと、今ある商品やサービスに新しい価値を
プラスできることでしょう。
ちなみに、冒頭に紹介した製菓会社。
売上や規模はあえて伏せますが、
本社移転にかかる費用は70億円だそうです。
これだけのお金を出せるほどの企業でも
トップセールスを大切にしているのです。
あるいは、トップセールスを大切にしているからこそ、
ここまで大きくなったと言えるのかもしれませんね。
投稿者:加藤 寛之