リーダーの資質を再認識する
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おはようぼございます。
今日は少し残念なブログになりそうです。
(昨日、書きましたが公開できていませんでした)
「経営者や組織のリーダーとは!」などと正論をぶつけるつもりはありません。
しかし、絶対あってはならない姿勢があるはずです。もっと言えば、そんなリーダーがいる組織は淋しくなるし、部下も可愛そうです。
それはどんなリーダーか。絶対あってはならない姿勢とは何なのか。
①綺麗な話をしても結局、自分中心な考え方。
②夢・理想を語るが足元が見えていない。
③部下・チームの成果は自分のおかげだと思い込んいる。
④過去の成功体験ばかりを語り、失敗体験の話をしようとしない。(現実を受け入れきれない)
⑤継続性と創造性がなく、誰かの能力にしがみついている。
⑥お金と利益の話が先行して、長期的な視点を持ち合わせていない。
⑦知識だけで、深みと経験値が足らず表面的な議論しかできない。
⑧自分の身内・仲間の能力を平気で評価する。(背景をみようともしない)
⑨他人の土俵でしか仕事をしようとしない。(利用しようとする精神)
⑩嫌な部分から目を背け、他人に押し付けようとする姿勢。
書いているだけで切なくなりますが、この10項目の中で7項目に当てはまる経営者と先日出会いました。
更にその会社の管理者(1人)も同じような項目があてはまるのです。
鏡の法則とはよく言ったものだと感じましたが、お話をしていてとても残念な気持ちになったのが本音です。
この会社で働く、社員、取引先、関係者はどんな気持ちで仕事をしているのでしょうか?
当然、業績は連続赤字だそうです。こういった企業からコンサルティングを依頼されてもまず業績改善はできないでしょう。
何故なら、業績改善の前にすべきことが山積みだからです。
仮にコンサルティングをするのであれば、最初の改善事項は「社長交代」を提案するでしょう。これだけははっきり言えます。
世の中、苦労して経営をしている経営者や、一生懸命に社員を守ろうとしている経営者は沢山います。
しかし、経営者になってはいけない経営者がいることも事実です。
皆さんは上記10項目を読み返した上で、是非、反面教師にしてください。もう一度、リーダーとしての姿勢を見直してください。
以前、田坂広志さんがTVでコメントしていた内容を思いだしました。リーダーとは「何を語るのではなく、誰が語っているか」を真に問われる時代になったと。
私もブログを書きながら、自分自身の姿勢を振り返り、反省中です。
投稿者:加藤 寛之