【第6回】内部体制の最適化のススメ
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こんにちは、加藤です。
夏本番ですね(^^♪
ウナギを食べて、体力維持に努めましょう!
さて、
僕が企業さんと関わる上で
大切にしているテーマに
『内部体制の最適化』
というものがあります。
“最適化”とは、
与えられた制約条件(経営資源)の下で
ある目的(経営目標)を
最大若しくは最小にすることですね。
常に新しい何かを求めるよりも、
既存の資産・リソースを上手く活用し、
磨き上げていくプロセスがとても大切だと感じます。
既存の組織
既存の商品・サービス
既存のお客様
既存の経営資源
を上手く活用できているか?
究極までに“最適化”できれば、
事業収益の改善は進むと僕は考えているんです。
というか、僕は15年以上、
そうやって企業さんと関わってきました。
新しいテーマがNGという訳ではありませんが、
優先順位がありますよ、
ということです。
既存のリソースも引き上げられないのに、
新しいものを導入するって
何かピンとこないですしね(^^♪
だからこそ
『内部体制の最適化』
というアプローチが効果的なのです。
さて、
僕が考える
『内部体制の最適化』
って
よく聞く“内部統制”とは
全く解釈が違います。
統制するとは、管理・コントロール
するって意味が強いと思うんですよ。
でも、
『内部体制の最適化』
は管理・コントロールってことよりも、
既存資産・既存リソースに
目を向けて収益を最大化させようって考えです。
新しいものに目を向ける
ことも大事ですよ!
しかし、
ひと不足、モノ余りの時代に
何でも新しいものって発想は
人々の疲弊を招くように思えて
仕方ありません。
既存資産・既存リソースの
魅せ方を変えてみる
磨き方を変えるみる
だけで、ビジネスチャンスって
まだ幾らでもありますよね。
そこで、内部・社内に目を向けてみると、
眠っている社員さん
力を発揮していないスタッフさん
っていますよ。
特に間接部門とかに眠っているわけです。
そういう人達は、
売上や利益に貢献できていない・・・
社内評価が不透明で力を発揮していない・・・
時短業務で肩身が狭い・・・
って自覚がある訳ですよ。
営業の人達は忙しいそうにしている横で
何となく、このままでいいのか?
自分の居場所はここじゃないな。
私の代わりなんか幾らでもいるしな・・・
って思考に囚われていて、
力を発揮できてない訳です。
(少なくとも僕にはそう映ります。)
で、
僕はそういう間接部門の人達との関わりの中で、
既存業務の見直しと省力化
既存客へのアフターフォロー支援
等の仕事にシフトしてもらいます。
例えば、
既存業務の見直しと省力化
は専門業務の洗出しと省力化できる
業務を選定し少数グループで
業務を行う流れに組み替えていきます。
そこから生まれた人員を
既存客へのアフターフォロー支援
に充てていく訳です。
営業担当者だけが
顧客をフォローするのではなく、
チームとして関わりを持たせて、
購買チャンスを逃さないように
接触頻度を上げていきます。
顧客状況
顧客データ
は会社全体で管理・把握するものであって、
営業担当者個人任せを回避させます。
それは、
顧客流出を防ぐ、絶対的防衛策です。
そこに、間接部門の
人員を上手く当てはめるのです。
そうすれば、
間接部門の関わりで
収益性を引上げることが
可能になるわけです。
非生産部門?
(どこかの社長さんが言ってました。)
と言われる
間接部門・そこに従事する人達を
活かす事に目を向けていきたいですね!
そうすると、社内はドンドン元気に
活性化されると確信しています!
また、次回も『内部体制の最適化』を
詳しく解説していきますね。
お楽しみに!
投稿者:K'sパートナー株式会社