【第41回 事業承継も内部体制の最適化の一部】
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こんにちは。経営コンサルタントの加藤です。
知らなうちにそんなに悪くなりましたか(-_-;)
なるほど~
さて、僕は企業さんと関わる上で
大切にしている、
テーマに
『内部体制の最適化』
というのがあります。
最適化とは、
与えられた制約条件(経営資源)の下で
ある目的(経営目標)を
最大若しくは最小にすることですね。
常に新しい何かを求めるよりも、
今ある、既存の資産・リソースを上手く活用し、
磨き上げていくプロセスがとても大切だと感じます。
既存の組織
既存の商品・サービス
既存のお客様
既存の経営資源
を上手く活用できているか?
究極までに最適化できれば、
事業収益の改善は進むと考えています。
そうやって、僕は2012年独立以降、
企業さんと関わってきました。
新しいテーマがNO
という訳ではありませんが、
やるべき優先度がありますよ。
ということです。
既存のリソースを引上げられないのに、
新しいものを導入するって
何かピンとこないですしね(^^♪
だからこそ、『内部体制の最適化』
というアプローチが効果的なのです。
会社にとって事業承継と
呼ばれるものは
必ず起こります。
最大のピンチであり、
最高のチャンスでもある
感じでしょうね(^^♪
どうとらえるか?は
自分達次第なのでしょう(^^♪
僕は、比較的多くの事業承継に
立ち会う機会がありまして。
別に、事業承継の専門家
とは名乗っていませんが、、、
たまたま、
そういう案件に出くわした感じです。
相続・税制面に関しては、
その専門家もいます。
そこに紐付けて、事業承継後の
組織云々という切り口で関わって
いる専門家もいます。
僕は、なんでしょうかね(^^♪
内部体制の最適化が
テーマですから。
そのテーマの中にたまたま、
事業承継があり、収益性向上があり
という感じです(^^♪
で、今まさに、
事業承継を踏まえた
内部体制の最適化に
取り組んでいる
会社がありまして(^^♪
既存事業・既存リソースを
フル活用した
収益性向上
営業担当者の新エリアでの
受注プロセスの
細分化
経理部主導による
部門別管理会計
のブラッシュアップ
ですね(^^
普通に考えれば、
うまくいきます。
なぜか?
それは、まだ、未着手であり、
誰もが必要だと感じている
テーマだから。
別に僕は、特別なことなど
しませんから(^^♪
でもですよ・・・
やっぱり人が
真ん中にあるわけですから。
感情的にもなります(^^♪
ただ、計画を発表して、
皆で頑張ろう!
後継者と一つになって!
では動きません・・・
今回の話でいえば、
経営者ではなく、後継者(リーダー)
が何を語るのか?
ここが皆の注目ポイントでしょ(^^♪
やる施策は決まっています。
後は、リーダーが何を語るのか?
メッセージというか、ストーリーでしょ(^^♪
全体の計画も決まっています。
できれば、部門別の責任者からすれば、
自部門の計画は少なめ・・・が希望なはず。
理由をつけて、
あまり高い増収計画にしてこないのも
想定済です。
にも関わらず、
皆で最後まで取り組もう!
不足はどの部門がうめるのか?
なんて話をしても、、、
全くダメなわけでして・・・
何がいいんでしょうね。
全体の計画に対して、
僕の部門が◎◎億まで引っ張る。
僕自身が先頭にたつ。
それでも、不足する場合は、
4つの事業部で分担してくれ~
とか、
目標達成に向けて、
僕の部門・エリアが◎◎%売上を
上乗せする。
その間、既存事業の
効率化・安定化を実現してください。
そうやって全社で計画達成しましょう~
になるのかもしれません。
要は、主体はどこにあるのか?
働いている社員さんは、リーダーの
主体性・意思がどこにあるのか?
をチェックしているわけです。
自分達任せにされても、困る。
責任は取りたくない。
でも、
主体性のあるリーダーが
いうなら・・・
でしょ。
普通に考えれば。
施策も決まって、
ゴールも明確になっている。
ここまできたら、
リーダー自身の
主体性の発揮です(^^♪
それは、言葉に現れます。
態度にも表れます。
営業ができる人、出来ない人
強気な人、弱きな人
等、という感じではありません。
中身です。
そうなることを分かった上で、
計画の中身、事前の準備、シナリオを
考えましょう(^^♪
そういう意味では昨日は、
有意義な役員会でした(^^♪
そのシナリオを具体化し、
7月末、幹部合宿に繋いでいきましょう!
さて、どうなるのか~
それでは、本日はここまです(^^)/
次回も楽しみにしておいてください。
投稿者:加藤 寛之