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【第36回 企業としての価値判断基準の明確化】

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こんにちは。経営コンサルタントの加藤です。

 

待ち遠しいですね~
早くこないかな(^^)/

 

さて、僕は企業さんと関わる上で
大切にしている、
テーマに

『内部体制の最適化』

というのがあります。

 

最適化とは、
与えられた制約条件(経営資源)の下で
ある目的(経営目標)を
最大若しくは最小にすることですね。

 

常に新しい何かを求めるよりも、
今ある、既存の資産・リソースを上手く活用し、
磨き上げていくプロセスがとても大切だと感じます。

 

既存の組織
既存の商品・サービス
既存のお客様
既存の経営資源

を上手く活用できているか?

 

究極までに最適化できれば、
事業収益の改善は進むと考えています。

 

そうやって、僕は2012年独立以降、
企業さんと関わってきました。

 

新しいテーマがNO
という訳ではありませんが、

 

やるべき優先度がありますよ。
ということです。

 

既存のリソースを引上げられないのに、
新しいものを導入するって
何かピンとこないですしね(^^♪

 

だからこそ、『内部体制の最適化』

というアプローチが効果的なのです。

 

先日、ある方達と会社の部門別経営推進について、
ミーティングをしていました。
と合わせて、社長交代プランみたいな話もです。

 

血縁者でもないので、社長交代といっても、
役職変更位の感じなんでしょうかね?
良くも悪くもサラリーマン社長さんって感じでしたが(^^)/

 

とはいっても、
・原価高騰に伴う価格変更
・部門責任者の離職
・新社長に対する不安

など、課題は山積なんですね(^^♪

 

まぁ~その人がもっているやる気や人間性は
変えられませんから(^^)/
まぁー仕方がない。

 

ただ、表向きの部門別経営なんて枠組みを
用意しても効果はどうなんでしょうか?
ルールブックを作成し、自立型の経営・・・

 

はい。それもOKです。
だったら、もっと、高い視点から物事を
見ていく必要がありそうです。

 

例えば、企業としての
価値判断基準の明確化
ですね(^^♪

 

具体的には、

・自社のリソースを明確にする
・提供できるサービス・商品を絞る
・関わる相手を明確にする
・提供できる効果を明確にする
・関わる相手に条件を付けられる
・メッセージが明確になる
・受注プロセスが明確になる
・部門・個人においても力を発揮できるの相手を明確にする
・各個人の業務を明確にする
・粗利益の安定化に繋げる

 

を設計していくことです!

 

ここが設計できれば、
企業としてはブレない、
価値判断基準を持つことができます。

 

それは、内部外部に対して、
しっかりとした
メッセージを発することにもなります。

 

自社の歴史からみても、
大幅にズレた内容には
ならないでしょう。

 

社内においても、不安ではなく、
これならできる!
という雰囲気が生まれます。

 

そういった「土台」があることで、
計画の理解度、目標の意味合の
読込度合いも高まります。

 

その結果、計画達成になっていくわけです。

 

ノルマだけを提示しても、ただの
やらされです。

 

自分達で考えろ!自主的にアイデアを!
暴論です(^^)/

 

企業として、
価値判断基準の明確化が進めば、
一体感は生まれるでしょ(^^)/

 

だって、共通の明確なターゲットに対して
サービス提供していくわけです。

 

ばらばらにはなりにくい!

 

だから計画達成、KPI達成の確度は、高まる。
すなわち、受注増・粗利増になっていく。
収益性の向上ということです。

 

更に、社内においてもう一つ

大きなメリットがあります。

 

企業として、
価値判断基準の明確化が進めば、
ブレたこと、ズレたことを発する人が減ります(^^)/

 

これは、一貫性が担保されたことになります。
現場は困惑しなくてよいです。
振り回されなく済む。

 

ストレスを抱えなくて済みます。
快適な職場環境です~
人材の流出防止にもなると思います(^^)/

 

会社・企業にとって、もっとも大きな課題は
人材定着・人材確保なわけですから、
解決先のキーポイントになるのでは?

 

と考えています。

 

最終的には人が安定している。
人が「安定して働く理由」を作り出した
会社・企業は強いですよね(^^)/

 

話は戻りますが、
部門別経営のルールブック策定
いいじゃないですか・・・

 

社長にカリスマ性が
なくてもいいじゃないですか・・・

 

しかし、その土台・大前提に、
企業として、
価値判断基準の明確化を
設計していきましょう!

 

・自社のリソースを明確にする
・提供できるサービス・商品を絞る
・関わる相手を明確にする
・提供できる効果を明確にする
・関わる相手に条件を付けられる
・メッセージが明確になる
・受注プロセスが明確になる
・部門・個人においても力を発揮できるの相手を明確にする
・各個人の業務を明確にする
・粗利益の安定化に繋げる

 

まずは、そこからではないでしょうか?

 

それでは、本日はここまです(^^)/
次回も楽しみにしておいてください。

投稿者:加藤 寛之

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