【第28回】整合性の確認
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こんにちは。
経営コンサルタントの加藤です。
今日は、ゆっくりします(^^)/
朝からお気に入りのコーヒー屋さんで(^^♪
さて、僕は企業さんと関わる上で
大切にしている、
テーマに
『内部体制の最適化』
というのがあります。
最適化とは、
与えられた制約条件(経営資源)の下で
ある目的(経営目標)を
最大若しくは最小にすることですね。
常に新しい何かを求めるよりも、
今ある、既存の資産・リソースを上手く活用し、
磨き上げていくプロセスがとても大切だと感じます。
既存の組織
既存の商品・サービス
既存のお客様
既存の経営資源
を上手く活用できているか?
究極までに最適化できれば、
事業収益の改善は進むと考えています。
そうやって、僕は2012年独立以降、
企業さんと関わってきました。
新しいテーマがNO
という訳ではありませんが、
やるべき優先度がありますよ。
ということです。
既存のリソースを引上げられないのに、
新しいものを導入するって
何かピンとこないですしね(^^♪
だからこそ、『内部体制の最適化』
というアプローチが効果的なのです。
会社経営に関わる全ての人
経営者をはじめ、
後継者さんや部門の責任者さん。
共通して大切なことは、
整合性の確認です。
整合性とは、
物事や言動に矛盾がなく、整っていることを意味する。
らしいです。
それはそうですよね。
一貫性もなく、曖昧で
コロコロ状況が変わっていったら
落ち着いて話もできません。
僕は、
朝礼暮改という言葉が
大嫌いなので(^^♪
だからなのか、経営者をはじめ、
後継者さんや部門の責任者さん
には、整合性の確認をお勧めしています。
整合性の確認が取れるような
仕組み
環境を整備することをお勧めしています。
自信やカリスマ性とか不要です。
感覚的、なんとなく
からも脱却できます(^^)/
一回、整えてしまえば、
簡単です。
それは、
営業プロセスのチェック表
かもしれません。
それは、
部門別の業績管理表作成
かもしれません。
それは、
本支店間の取引基準書
かもしれません。
それは、
間接部門から送る、毎月1回の
FAXDMかもしれません。
上記はたまたま、
他社でやっている
ことを書いてみました。
他にも色々あるでしょう(^^♪
要は、、、
決まったことが進んでいるか?
決まった期日に実施されているか?
を確認するだけです。
一つの事例ですが、事業承継を控えていて、
社長と折り合いの悪い2代目候補さん
がいます。
メインの事業は
自身が指揮を執っている。
しかし、他事業は
父親≒社長が指揮を執っている。
その中で、事業承継と言われても
納得できない。
まぁ~色々あるわけです。
(よくやっている方だと客観的に思います)
感情的な話はさておき、
一貫性のある仕組み、、
整合性の確認ができる仕組み、、、
を軸に話をしていました。
そこで、他事業ではできていない
管理会計を使った
業績を管理の導入を進めることにしました。
メイン事業の方では5年かけて業績管理の
仕組みがバッチリ整ってたわけですから。
そのノウハウを
他事業にも導入しようと。
しっかりと
ノウハウを手順化し、体制を整える。
それを後継者主導で実施する。
そして、その業績管理のツールを
使って、部門責任者と認識の共有すれば、
もっと深い意味での整合性の確認もとれる。
更に進めば、2事業別の業績管理を
即時に把握して対策を協議する。
人的交流を図る。
そこで進捗を確認することもできる。
それなら、いうことないでしょう!
自信やカリスマ性とか不要です。
感覚的、なんとなく
からも脱却できます(^^)/
後は、それを全員が守るだけ。
特に、現経営者に守らせるだけが
これからのテーマです(^^)/
最大の山場…確かに。
経営者が一番、ルールを守りませんからね(-_-;
いやそんなことはないです。
息子さんの成長を一番、期待しているのは
父親ですから(^^♪
その息子が作ったルールを順守して
自分は更に、いいポジションにいけば
いいのです。
この素晴らしい息子の
父親は俺だって(^^♪
これも一つの親孝行かもですね(^^♪
それでは、本日はここまです(^^)/
次回も楽しみにしておいてください。
投稿者:加藤 寛之