【第35回 個人の機能的価値に紐つく価値の言語化】
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こんにちは。経営コンサルタントの加藤です。
さて、今日は大事な1日になりそうです(^^♪
人によっては人生のスケジュールを再設定する
ことになりそうです!
さて、僕は企業さんと関わる上で
大切にしている、
テーマに
『内部体制の最適化』
というのがあります。
最適化とは、
与えられた制約条件(経営資源)の下で
ある目的(経営目標)を
最大若しくは最小にすることですね。
常に新しい何かを求めるよりも、
今ある、既存の資産・リソースを上手く活用し、
磨き上げていくプロセスがとても大切だと感じます。
既存の組織
既存の商品・サービス
既存のお客様
既存の経営資源
を上手く活用できているか?
究極までに最適化できれば、
事業収益の改善は進むと考えています。
そうやって、僕は2012年独立以降、
企業さんと関わってきました。
新しいテーマがNO
という訳ではありませんが、
やるべき優先度がありますよ。
ということです。
既存のリソースを引上げられないのに、
新しいものを導入するって
何かピンとこないですしね(^^♪
だからこそ、『内部体制の最適化』
というアプローチが効果的なのです。
内部体制の最適化を別の言葉
でいうと何ですか?
よく聞かれる言葉です(^^♪
答えとしては、
事業収益の最適化
先が見える枠組みの提示
埋もれている人材を価値提供にする
部長の部長化
etc・・・
僕の中では繋がりあってすべてが
内部体制の最適化なのです。
僕は
経営陣、管理者、現場の社員さんを
通じて、会社、企業と関わる機会
が多いです。
その時も、内部体制の最適化
をテーマに関わっていくのですが。
何をやるにしても、その目の前にいる人、
個人の機能的価値に紐つく
価値の言語化
というのは必ず行います。
それは、
経営者さん、後継者さん
営業部長さん、営業担当者さん
営業事務の担当者さん
経理の担当者さん
皆さん、同じです(^^♪
そして、多くの人はこの、
個人の機能的価値に紐つく
価値の言語化
を行っていないので、
自分自身は何が提供できる、
業務の先にある成果をイメージできていない。
仮に提供できるものはあっても、
成果が全く別のイメージだったりして、
修正が必要だったりします。
時にはできもしないことを
できる風に
装ってみたり、
知りもしないのに、
知っている風で
会議に参加したり、
とはいえ、人は責められたくない
という思いが強いので、
出来ない・わからないとはいえません(^^♪
でも、成果を出していくのであれば、
自分が何のジャンルに長けていて、
何の分野であれば貢献できる!
と明確に言語化しておかないと、
全員一律に、成果を求めるのは
NGです。
例えば、
営業ノルマが一律同じ(^^♪
それはないでしょう・・・
例えば、
後継者は社長と同じ道を求める(-_-;)
あり得ないでしょう・・・
例えば、
間接部門は利益に貢献していない(-_-;)
その認識ずれている・・・
みたいな些細なズレ、
認識不足って
本当に多いです。
そして、多くの場合は
それを押し付けようしています!
なので、
できもしないことを
できる風に
装ってみたり、
知りもしないのに、
知っている風で
会議に参加したり、
する人が多いわけです(^^♪
で、会社として
成果を出す。
成果とは業績の改善であり、KPIの達成です。
を実現しようとするのであれば、
自社のリソースをすべて洗出し、
何ができるのか?これまで何をやってきたのか?
会社・個人の過去に
目を向ける必要があります。
過去≒プロフィール
とズレたことはマッチしないので、
成果から遠ざかっていいきます!
個人も同じですね(^^♪
部門内でKPIを達成しようとするなら、
その個人のもっている
プロフィールに目を向ける必要があります。
その人は何が得意なのか?
これまでにどんな業務で貢献したのか?
この人の可能性はどこなのか?
過去にどのようなKPIを達成したのか?
この人の既存客はどのようなタイプなのか?
1つひとつの理解が必要です。
そうやって、
個人の機能的価値に紐つく
価値の言語化
をしていくわけです。
営業事務として、顧客データは頭に入っている。
顧客対応は不慣れ。特に電話はNG。
でも、これまでに、社内会報の文章作成は行ってきた。
遅刻もないし、出勤時間も早い。
だったら、決まった時間に決まったことができそう!(^^♪
代理店さん用の提案書を作って、定期的に配布するだけ。
しかも、余計な話はしない。
これを1年間で12回繰り返す。
これが代理店さん(既存客)のフォローになり、
既存客の販売支援へと繋いでいく。
これで、
この人も成果へ貢献したことになるわけです(^^♪
こんなことって見落としているだけで、
どこにでもあるわけです。
そうやって、
個人の機能的価値に紐つく
価値の言語化
に目を向けることは、
即効性のある、成果に直結します。
まさに、
少ない投資で、既存リソースを充分に
活用する体制の整備といえるでしょう。
まだまだ、見落としている、
眠っている自社内の資産に
目を向けてみてください(^^♪
それでは、本日はここまです(^^)/
次回も楽しみにしておいてください。
投稿者:加藤 寛之