拠り所になるフレームワーク
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加藤です。
以前、
僕の本にも書いたのですが、
(本文より)
企業内部には必要な「デフラグメンテーション」
があると考えます。
その一つが、
「既存客からの追加収益の確保」
によるデフラグメンテーションです。
例えば、
営業事務の人たちからすると、
「自分」と「自分が所属している部門」
とのつながりが断絶している状態だと
言えるかもしれなって思うんです。
でも、その人たちが、
「既存客からの追加収益の確保」
という業務に取り組み始めて、
その結果として
既存各からの追加収益が
生まれ始めるようになると、
その事業部門のなかで評価されたり、
感謝されたりし始めるんですよ。
そうすると、
その人たちがその事業部門の一員として
認識される状態になっていくわけです。
それはつまり、
「営業事務の人たち」と、
「その人たちが所属している事業部門」
との間にあった断絶が解消されていったというか、
つながりが回復されていった
ということだと思うんです。
これは、コンサルビジネスを展開している
専門家の方にもいえますよね。
世の中・社会から
断絶されている感じといいますか。
何か自分だけが遅れているのではないか?
自分がやっていることに価値を見いだせない。
同じ講座で出会った人との方が優秀なので、
自分は上手くいかない。
きっかけは何かわかりませんが、
どんどん周囲や社会と断絶していく
感じをもっているのはないでしょうか。
僕も過去にそういう経験がありますから、
気持ちは十分すぎるほど理解できます。
でも、そうやって世の中や社会、
自分自身とも断絶していっても
何も解決されません。
そうなると、例えば、周囲のせいにしたり、
顧客のせいにしたり。
まさに、アウトサイド・インの状況です。
視点を周囲に向けても
誰も解決してくれないという事実。
で、僕が行きついた考え方の一つに、
自分が
「拠り所にできるフレームワーク」を
持つことです。
別の言い方をすれば、自分だけの
コンサルビジネスを作り出すことです。
それは、売上でNo.1になるとか、
年収が幾らになるとかそういう
お話ではありません。
あくまで、
あなたらしいコンサルビジネスで、
あなたが全ての基準を決められる。
居心地のいい
ビジネスモデルとでもいうでしょうか。
あなたが自信を持って渡せる
コンテンツを整理した上で、そのコンテンツを
求める人だけに提供する。
売上が幾らになるかは不明です。
でも無理もしないし、成果もきちんと
だせる。
なので、感謝もされ、リピートや紹介が
生み出せるモデルです。
そうやってあなただけの
コンサルビジネスを作り出すことが、
デフラグメンテーション
≒
世の中や社会、ひいては、自分自身との
つながりの回復になると僕は信じています。
今回はここまでです!
どなたかのお役に立てれば幸いです。
投稿者:加藤 寛之