社内に眠るノウハウでつくる「先生ポジション」
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与える事を最優先に考えていきましょう。
あなたは自分の知っている知識・経験・ノウハウを
出し惜しみせずに、どんどん伝えていますか?
私の仕事は経営コンサルティングであり、
専門は「セールス」に特化しています。
「セールス」と言えば、売り方や提案方法について、
クロージング手法についてという印象があるかもしれませんが、
大事な事はその前にあります。
今日は、セールスの中でも大事な
考え方についてお伝えしていきます。
顧客と関係を作る上で大事な点は、
顧客の悩みや困り事を解決していく為に、
あなたの知識や経験をノウハウとして伝える事です。
だからこそ、顧客は心を開き、
最終的にあなたの提案を受け入れてくれるのです。
これまでに積み上げてきたあなたにしかない、
最高のノウハウで目の前の顧客を魅了していきましょう。
そして、それは顧客も求めている事であると認識しましょう。
会社には多くの知識・経験がノウハウとして眠っています。
経営者はそこに気付いているでしょうか?
そして、このリソース(隠れた資産)は
顧客の問題を解決する事ができるものかもしれません。
私の経験からすると、顧客の問題解決に必要な要素の内、
40%はリソース(隠れた資産)
30%は相手との信頼関係、
15%がテクニック、
15%が期待値
といった所になるでしょうか。
そう考えると、リソース(自社に眠っている資産)を見つけ、
顧客に提供できるように磨いていくプロセスは非常に重要です。
そして、見つけたリソースを体系化したモノは
本当の価値になり得ると信じています。
更に、その価値を商品化できないでしょうか?
これからのビジネスは自社にしかないノウハウを提供する事。
それが最も価値を生みだす要因になると考えます。
私の考えは、リソースを持った企業(経営者)が
コンサルティング事業を立ち上げ、
業界の「先生ポジション」を創り上げていく事です。
それは今後の事業展開に必ず役にたつ考えだと考えています。
業界を知り尽くした企業(経営者)が
業界を活性化する為に、自らのノウハウを提供する。
そして、業界活性化にひと肌脱ぐといった感じです。
勿論、費用を頂いてノウハウを提供する訳ですから、
会社の収益性は高まります。(コンサルビジネスは原価0円です)
業界内の競争だけに目を向けず、
自らの業界における「先生ポジション」を目指してみる事は
事業展開として有りだと考えます。
乱暴な言い方ですが、業界を知らないコンサルタントから
何か言われても頭にきませんか?(笑)
だったら、皆さんが業界の先生・コンサルタントとして
事業を展開・確立していく方が
市場の活性化と世の為になると考えるのです。
私はそれでも、コンサルタントという道、
行き方を追求しもがいていくつもりですが、
来年からはそんな業界を知り尽くした
「コンサルタント」「先生ポジション」の企業や個人を
応援していきたいと考えています。
今後も、この件はブログでも書いていきたいと思います。
楽しみにしておいてください。
投稿者:加藤 寛之