従業員教育におけるPDCA
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こんにちは
K’sパートナーの荒木孝仁です。
つい最近読んだ書籍にこんな事が書いてありました。
「従業員教育における必須条件は企業成長である」
これは、企業成長があって初めて従業員教育は効果を
発揮するというもので、
裏を返せば、企業が成長していなければ
従業員教育は効果を発揮しないのだというものでした。
それでは、現在、売上もしくは利益ベースでマイナス成長にある
企業は従業員教育をしても無駄なのかというとそういう事ではありません。
要は、従業員教育と企業成長を一対のものにすれば良いのですが、
それには、相応の準備が必要になります。
それでは、どのような準備をすれば良いのかといえば
① 明確な経営戦略を立案する
② 教育後に実践する場・機会を与える
③ 実践結果を確認・検証する場・機会を設ける
の主に3点は必須になります。
なぜこの3点が必要になるかというと、
前段でお伝えしたように、従業員教育の効果を生むためには
“成長”が必須条件になります。
今がマイナス成長企業であるならば、プラス成長に転換
させ得るような経営戦略が描かれていなければなりませんし、
その経営戦略を達成する活動を行わなければなりません。
そこで、従業員教育の場そのものを経営戦略を達成するための
PDCAサイクルの一環と位置付け、
“教育”と“成長”を一体化させるのがベストなのです。
【P】経営戦略のうち、従業員が取り組むべき事項を教育し、行動計画にする。
【D】行動計画を実行する。
【C】実行結果を確認・検証する。
【A】戦略目標を達成するため、行動計画を見直す。
つまり、【P】を従業員教育の場で行い
【D】と【C】を現場で取り組むという流れを構築するのです。
【A】は更なる従業員教育の場を提供するのが理想ですが、
会議等を活用する事も出来ます。
K’sパートナーの従業員研修は定期開催を推奨しており、
【P】と【A】の要素を研修カリキュラムに組み込んでいます。
そのため、従業員が現場に戻ってからは【D】と【C】に
集中出来る環境が整うため、成果に繋がりやすいのです。
これまで、従業員教育に取り組んできたが思うような
成果が見られない。
もしくは、これから従業員教育に取り組もうとされている方は
是非、参考にされてはいかがでしょうか。
投稿者:荒木 孝仁