あたり前のことができないのは、個人だけのせい??
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今晩は。
唐突ですが、仕事の基本って何でしょうか?あたり前のことをあたり前にやるって本当に難しいですね。
組織が「あたり前の度合いを高める」にはどうすればいいでしょうか?毎回、同じミスを繰り返す、返事はするが理解していない。このような社員は何故、生まれるのでしょうか?
このような社員はこれからどうすれば、自身の課題克服に向けて動きだすでしょうか?
会社の仕組みで表面的には回避できるでしょう。しかし、それが本人の為なのか私は常に迷います。本人の為を思えば厳しい指摘が必要な時もあります。しかし、受け入れてくれない・受け入れたように思い込んでしまうことが多々あります。
最後は個人の意識で解決するでしょうか?こればかりは、正直分かりません。しかし、会社は注意(指摘)し続ける誰かが必要だと思います。それをやめた瞬間、何かが壊れる気がするのです。
しかし特定の人間だけが指摘しても、指摘されている側の人間は本当の意味で理解できていません。大事なことは周りが許さない環境を作りだすことでしょう。できない社員を傍観するのではなく、全員がそれぞれの視点から指摘・アドバイスをあたり前にできる環境を作りだすことが重要です。
同じミスを繰り返す社員には同僚・仲間からの注意を促す発言や指摘がなければ、当事者は気づきません。一部から一方的に指摘されてもその場限りで終わることが実態です。
特に社員の人数が少ない組織では、基本的なミスを繰り返す社員がいることは間違いなく成長の足かせになるでしょう。しかし、それを一部の社員しか注意・指摘できない環境(関係)は更に組織の成長を妨げるでしょう。組織の成長に期待できないという表現の方がいいかもしれません。
皆さんの組織はどんな関係ですか?悪いことは悪いと指摘し合える関係はできていますか?
「自分はできていないから、言う立場ではない」などと思っている社員がいれば危険な兆候です。無関心は組織崩壊のきっかけとなります。
発展する組織を目指すのであれば、全社員が「1人」に関心を持ち、「言うべき時に、はっきり言える人」を作りましょう。
組織に属する方は自分自身にその役割(使命)があることを理解してください。組織構築は全員が関与するからこそ、意味があるのです。
「愛の反対は憎しみではなく無関心です」 – マザーテレサ
投稿者:加藤 寛之