【第26回】枠組みの提示からはじめよう!
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こんにちは。
経営コンサルタントの加藤です。
今日で5月も終わりかぁ~(^^♪
後、17日です。楽しみです~
さて、僕は企業さんと関わる上で
大切にしている、
テーマに
『内部体制の最適化』
というのがあります。
最適化とは、
与えられた制約条件(経営資源)の下で
ある目的(経営目標)を
最大若しくは最小にすることですね。
常に新しい何かを求めるよりも、
今ある、既存の資産・リソースを上手く活用し、
磨き上げていくプロセスがとても大切だと感じます。
既存の組織
既存の商品・サービス
既存のお客様
既存の経営資源
を上手く活用できているか?
究極までに最適化できれば、
事業収益の改善は進むと考えています。
というか、僕は15年以上、
そうやって企業さんと関わってきました。
新しいテーマがNO
という訳ではありませんが、
やるべき優先度がありますよ。ということです。
既存のリソースを引上げられないのに、
新しいものを導入するって
何かピンとこないですしね(^^♪
だからこそ、『内部体制の最適化』
というアプローチが効果的なのです。
枠組みってホントに大切です。
何をやるにしても、
枠組みを提示してあげる必要がある。
何でも自分で考え、自分で行動することは
重要です。
しかし、全員がそうではないことも事実。
会社の中ではすべての人が↑ではありません。
というか、ほとんどいない。
でも、多くの人は何でも自分で考え、自分で行動する
ことを求めています(-_-;)
求めている側の人たち自体が、
自分で考え、自分で行動することが
できていない。そんな現実も多々ある。
これは中々、苦しいですよ。
相手はできていないのに、しっかり
要求してくるわけですから(-_-;)
要求された側は、
自分で考え、行動することが苦手・・・
だから、自分には居場所がないと思ってしまうわけです。
結果的に離職に・・・
若しくは、
何でも自分で考え、自分で行動する人と
自分を比べて、落ち込む・・・
コンサルの現場ではそういう社員さんたちを
沢山、見かけます。
別に同情する気はありません。
しかし、腹が立つわけです(^^♪
そういう環境が許せない、、、
また、
自分には居場所がないと思い離職・・・
何でも自分で考え、自分で行動する人と
自分を比べて、落ち込む・・・
そんな人材が増えたことにも
腹が立つわけです。。
人は業務を通じて
力を発揮できることが必ず
「一つ」は存在します。
自分が何の分野であれば、役にたてるという
業務が明確化される。
自分のやっていることが
積み上がっていく
様が見える。
しかも、
その積み上がった先に希望がある。
たった「一つ」の業務でも、
自信を持てることができる。
それでいいんじゃないですかね(^^♪
そこに気づかせてあげれば。
そのために必要な枠組みを提示してあげる。
それをせずに、
何でも自分で考え、自分で行動する
ことを求めることは非生産的です!
経営効率が悪すぎるといえるでしょうね。
むしろ、経営者含め、全ての人たちが
自分が役にたてる業務を明確にして、、
積み上がる様が見え、、
そして、その積み上がった先にリターン
という希望があったとしたら・・・
経営効率は絶対に上がります。
前回の話でいう、
規模の適正にも繋がります。
いや。それでは満足できない。
それ以上の売上がほしい。
という欲のお話は知りません(^^♪
できないことに目をむける前に、
できることにフォーカスさせる。
できることにフォーカスして、
部や会社内で役にたつことを客観的に
教えてあげる。
結果的に自信が持て、自分自身からも
頼られるかもしれません。
最高じゃないですか(^^♪
他人から頼られても、
期待に応えられるイメージはない。
でも、自分から頼られたらなんか
嬉しいでしょ(^^♪
そしたら、
居場所がないなんて話にならない。
他人とも比べる必要もなくなる。
結果的には、
離職も改善できるかもしれない。
経営効率も最大化するかもしれない。
こうやってここに着目した会社では、
次世代のリーダーもドンドン表れています。
人の離職が減るので、
次世代のリーダー候補が複数いる。
できることにフォーカスさせているので、
役割も明確化されています。
責任感もアップです。
業績も手堅く安定利益を確保しています。
売上アップ!という掛け声は
以前に比べると
減ったかもです(^^♪
まさに、内部体制が最適化されてきた
感じでしょうか(^^♪
それでは、本日はここまです(^^)/
次回も楽しみにしておいてください。
投稿者:加藤 寛之