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【第94回 意思決定をおこなう上で大切な土台】

投稿日:

加藤です。

 

 

 

 

僕は企業さんと、
『内部体制の最適化』というテーマで
関わっています。

 

 

 

この『内部体制の最適化』の目的は、
「既存のリソースを有効に活用して、
 安定的に増収増益を達成できる体制をつくること」
です。

 

 

 

その取り組みは、

・既存客からの追加収益の確保

・営業計画の100%達成

・その土台となる、部門別採算管理体制の再構築

この3つがセットになっています。

 

 

 

 

焦点がぼやけていると、

先が見えません。

 

「先行きが見えない」

 

この感覚は、企業規模に関係なく、

経営を担う立場にある人であれば、

誰しも一度は強く感じたことがあるのではないでしょうか。

 

 

 

 

【焦点の明確化】

 

 

 

 

特に、先行きが見えないこの時代だからこそ、

さまざまな手段を試しながら道を

切り開こうとする企業も多いことでしょう。

 

 

 

 

その努力自体は尊重すべきですし、

私もそのような企業様を

必死にサポートとしています。

 

 

 

 

しかし、

先行きが見えない・不安な状況の中で

企業ではまず何をすべきでしょうか?

 

 

 

 

これはあくまで私の持論ですが、

私自身が多くの現場を見てきて、

まず必要だと感じるのは、

 

「焦点の明確化」です。

 

 

 

ここでいう焦点とは、

・何を基準に判断するのか
・今、何を優先し、何を捨てるのか

その“判断の軸”をはっきりさせることです。

 

 

 

【ピンボケ状態は生産性低下を招く】

 

 

 

 

焦点があわず、ピンボケした状態では、

いくら先を見渡そうとしても、

全体像が掴めません。

 

 

 

 

ピンボケした状態で周囲から

アドバイスを受けても、

何をどう進めるべきかが不透明なままです。

 

 

 

 

ピンボケした議論や会議では、

意思決定されることが

後回しになります。

 

 

 

 

なので、会議の場では

報告事項だけが発表され、

その報告内容にダメ出し・・・

 

 

 

 

実際、社員の方々からこうした声を

耳にすることも少なくありません。

 

 

 

 

たとえば、経営や現場の焦点が

うまく噛み合っていない状態が続くと、

 

 

 

「この人がいっていることは、ずれている」

「いつも本質の話にならない」

 

 

 

 

仮にもそのような上司が多ければ、

「この会社、大丈夫だろうか?」

「転職した方がいいのでは?」

 

 

こう考えてしまうのでも

無理はありません。

 

 

 

私が同じ状況であれば、

同じように考えるでしょう。

 

 

 

つまり、

そう考えることは決して

おかしなことではなく、

むしろ自然な反応だということです。

 

 

 

【後継者候補の事例】

 

 

 

 

先日、ある後継者候補の

役員さんとお話をしました。

 

・自分自身おかれたポジションや役割を把握できていない

・現状の課題や状況を正確に把握できていない

・発言が的外れ

 

である一方、妙な自信だけは持っている

 

 

 

このような状態で作られた

「事業承継プラン」や

「新規営業計画」、

 

 

 

さらには「組織体制案」が、

現在の経営者や社員に支持されるでしょうか?

 

 

 

答えは明らかです。

 

 

 

決して、

「経営者になるための

リーダーシップを学ぶべきだ」

 

「戦略立案能力を身に付けるべきだ」

 

という単純な話ではありません。

 

 

 

そうしたスキルは、

必要であれば、後から学べばいいのです。

 

 

 

むしろ大事なことは、

現在の立場や状況を正確に理解し、

受け入れること です。

 

 

 

そして、

現実と理想のギャップを整理し、

不足している要素を洗い出す。

 

 

 

更には、

自分自身の目的を明確にし、

その目的を達成するための

プロセスを具体化する。

 

 

 

たとえば、営業部であれば、

成約率を向上させるためのプロセスを

曖昧にせずに、

 

 

 

今のプロセスを12のステップに細分化し、

それぞれを進めながら

整合性をチェックする。

 

 

 

不足であれば、プロセスを追加する。

 

 

 

これだけでも十分な一歩になるわけです。

 

 

 

別の言い方をすれば、

あなた自身が周囲・組織内からどのように

見られているかを

意識することが何より大切です。

 

 

 

周囲はあなたの言動や行動を

注視しています。

 

 

 

だからこそ、焦点があわず

ピンボケした発言や行動は

NGとなるのです。

 

 

 

焦点を明確にすることは、

やるべきことを具体化して、

その行動自体に意味を持たせることにあります。

(目的も明確)

 

 

 

ひとつひとつを積み上げることで、

初めて周囲の信頼を得られるのです。

 

 

 

焦点を明確にすることは、

決して難しいことではありません。

 

 

 

むしろ、

シンプルな取り組みの積み重ねです。

 

 

 

これは後継者候補に限った話ではなく、

現経営者であっても、

環境変化の中で起こり得ることだと感じています。

 

 

 

焦点を明確化し、

確かな行動を続けることで、

周囲の評価は自然と高まり、

結果として目指すべき道が開けていきます。

 

 

 

やるべきことが不透明、

周囲から、賛同をえられていない、

方針が伝わっていない、、、

と感じる方は、

 

 

 

是非、「焦点の明確化」

から始めてみましょう。

 

 

 

 

今一度、

「自分は何を基準に意思決定しているのか」

「その基準は、組織に伝わっているのか」

を、静かに振り返ってみる。

 

 

 

それだけでも、焦点は少しずつ合ってきます。

 

 

 

いつかこの話をネタに、
またどこかでお会いして、
ゆっくりお話しできたらうれしいです。

 

 

 

 

それでは、また。

今回はここまでです。

 

 

 

 

どなたかのお役に立てれば幸いです。

投稿者:加藤 寛之

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