【第63回 スイスイ通る提案書作り5つの項目】
投稿日:
加藤です。
以前、
僕の本にも書いたのですが、
(本文より)
「既存客からの追加収益確保」
という取組みによって、既存客からの売上も増えたし、
事業部門全体の売上も
増えたという話です。
この企業さんの場合は、
他社から製品を
仕入れるルートも持っていたんですけど、
他社が製造していない製品も
自社で製造することができたんですよ。
だからそれが、
同業他社と比べてときの
優位点だったんですよね。
そうやって、フルパッケージ商品を作って、
そのフルパッケージの商品と
主要なアイテムだけを
組み合わせたパッケージと、
あとは各アイテムの単品販売を
「松・竹・梅」というイメージで
提案書に載せてみたんですよ。
その結果、
1年後には、既存客からの売上が
15%増えました。
2年後には、既存客からの売上が
8%増えました。
3年後は、既存客からの売上が
さらに10%増えました。
Totalでは既存客売上が38%増えました。
勿論、
新規の活動もなくした
わけではありませんから、
部門全体の売上は
3年間で42%増となりました。
普通に考えても
いい感じに結果はでましたよね。
その際、既存客へ提案する際にも
以前から話が出ている、
既存客向けに有効な
「特殊な提案書」が効果を発揮したわけです。
イヤーホントに、通常の企業さんでも、
営業活動において
やっぱり提案書って大事なんです。
高額受注を目指す。
お客様反発されずに、仕事を進めたい。
と考えている人は多いと思います。
そもそも、
あなた自身の会社内にあるノウハウや
担当者さんの能力自体に
問題はないと思われます。
もし何かが不足しているな~
と感じる人は
下記をチェックしてみてください!
・あなたのサービス(商品)を
求めているターゲットが明確である
・相手若しくは取引企業が
持つニーズを抑えている
・相手若しくは取引企業に提供できる
サービス(商品)に整理されている
・問題解決の手順が示されている
・相手若しくは取引企業のキーマンが
求めている内容が含まれている
まずは、この5つの項目にどれだけ、
YESの項目があるか?
たった5つです。
この5つが完璧に抑えられていれば、
スイスイ提案は通っていくと
思われます。
是非、5つの項目を見直してみてください!
今回はここまでです!
どなたかのお役に立てれば幸いです。
投稿者:加藤 寛之