【第34回 Uuncomfortable ManagementからComfortable Management】
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こんにちは。経営コンサルタントの加藤です。
悔しさってホントに大事ですね(^^♪
でも、周りは大変かも~
さて、僕は企業さんと関わる上で
大切にしている、
テーマに
『内部体制の最適化』
というのがあります。
最適化とは、
与えられた制約条件(経営資源)の下で
ある目的(経営目標)を
最大若しくは最小にすることですね。
常に新しい何かを求めるよりも、
今ある、既存の資産・リソースを上手く活用し、
磨き上げていくプロセスがとても大切だと感じます。
既存の組織
既存の商品・サービス
既存のお客様
既存の経営資源
を上手く活用できているか?
究極までに最適化できれば、
事業収益の改善は進むと考えています。
そうやって、僕は2012年独立以降、
企業さんと関わってきました。
新しいテーマがNO
という訳ではありませんが、
やるべき優先度がありますよ。
ということです。
既存のリソースを引上げられないのに、
新しいものを導入するって
何かピンとこないですしね(^^♪
だからこそ、『内部体制の最適化』
というアプローチが効果的なのです。
5ヵ年の中長期経営計画
↑こういうものは必ず企業さんに、
存在しますよね。
最近では、先行きの不透明さもあって
計画未着手という企業さんも
多いかもしれませんが・・・
とはいっても、企業は成長・発展を
求めますよね(^^)/
上場企業であれば、株主の為に
毎期の成長が必須です。
それは、中堅企業でも同じでしょうか。
親会社(株主)の建前もありますから、
毎期の業績成長は求められます。
中小企業は社長個人が
株主ですから、社長自身が成長・発展を
常に求めるのも理解できます。
それは、その方達のスタンスなので、
否定はないのでずが・・・
現場の方達はどうなんでしょうね(^^♪
計画浸透という意味では中々、難しい。
スローガンは叫んでいますが、
浸透している感じではない。
ヒアリングをしても、
数値計画がピンボケしていたり、
計画と現実がかけ離れていたり、
パフォーマンスだけ頑張っていたり、
を、よく見かけます。
5ヵ年の中長期経営計画
自体が決して、悪い訳ではなく。
むしろ、必要になるでしょう。
要は中身なんでしょうね。
そもそも、人ってそんなに成長・発展
したいのか?
常に右肩上がりを求めているのか?
僕はあまりそういうのは、なくてですね(^^♪
現状維持が大好き派なんですよね!
現状維持は衰退と同じ!
とかいう理屈に反論してきた側なので(^^)/
僕の話はいいとして、
現場の人、働いている人達には
成長・発展よりも重要なことがあると思います。
例えば、
・お客さんとの対応
・夫婦の関係性
・時短勤務で肩身が狭い
・子育てが大変
etc
もっと、
現実的で身近なことに時間を取られたり、
考え事が多かったりするわけです。
会社側には会社側の理論があるように、
個人には個人の考えがある。
だから、そもそも
5ヵ年の中長期経営計画
と呼ばれるものが浸透するわけもない。
しかし、発展・成長を求めている側から
すれば、それでは終われない。
だから、夢やビジョンの共有という
話でもなく。
単純に、個人が意味を持たせられるか?
たと思う訳です。
会社が掲げる計画の全てを把握する必要もない。
しかし、自分が関係する分野において、
自分なりの意味を持たせるのです。
例えば、
営業計画100%達成みたいな
計画だったとしても、自分は受注プロセスを細分化して
成約率を高める。
そうやって、残業0で子供との時間を増やす。とか。
例えば、
追加収益確保みたいな
計画だったとしたら、既存顧客FXA送信して、年間
3回は販売キャンペーンやろう。
そうやって、時短勤務でも堂々としていよう。とか。
如何に、個人の動きに紐つけるか?
ここがポイントでしょうね(^^♪
でも、そんなことまでは会社はフォローする
余裕もありません。個人もそこまで考えて
ないかもしれない。
しかし、会社と個人を繋ぐ要素はしっかり
抑えたい所です。
成長・発展と個人のテーマを同時に達成する。
これができれば、職場環境はよくなります。
会社と個人
部門と部門
の繋がりも回復されるように思えます(^^)/
まさに、
Uuncomfortable Management
から
Comfortable Management
に移行していくのでしょうね(^^♪
それが、会社にとってもっとも重要な施策です。
それでは、本日はここまです(^^)/
次回も楽しみにしておいてください。
投稿者:加藤 寛之