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【第30回 組織の底上げに注力】

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こんにちは。

経営コンサルタントの加藤です。

 

 

少し言い過ぎたかな(-_-;)
反省しております。

 

 

さて、僕は企業さんと関わる上で
大切にしている、
テーマに

『内部体制の最適化』

というのがあります。

 

最適化とは、
与えられた制約条件(経営資源)の下で
ある目的(経営目標)を
最大若しくは最小にすることですね。

 

常に新しい何かを求めるよりも、
今ある、既存の資産・リソースを上手く活用し、
磨き上げていくプロセスがとても大切だと感じます。

 

既存の組織
既存の商品・サービス
既存のお客様
既存の経営資源

を上手く活用できているか?

 

究極までに最適化できれば、
事業収益の改善は進むと考えています。

 

そうやって、僕は2012年独立以降、
企業さんと関わってきました。

 

新しいテーマがNO
という訳ではありませんが、

やるべき優先度がありますよ。
ということです。

 

既存のリソースを引上げられないのに、
新しいものを導入するって
何かピンとこないですしね(^^♪

 

だからこそ、『内部体制の最適化』

というアプローチが効果的なのです。

 

最近、組織開発の専門家
という人たちをよく見かけます。

 

組織を開発するって
どういうことなんだろう?
っていつも思う訳です。

 

組織開発
Organizational development

 

企業の組織開発とは、
組織や組織間の問題にアプローチし、
組織をよりよくしていく取り組みのことを指します。

ネットで調べてみると↑らしいです。

 

もっともらしいので、気持ちは
理解できまず。が、、、府に落ちませんねぇ~

 

組織の再構築ならまだしも、
開発でしょ?

 

開発とは、
何か新しいモノを作り上げていく
過程・段階を指すわけですから。

 

組織開発とは言葉が
合わない気がする・・・

 

まぁ~
それはそれでいいのですが。

 

キチンと自分の中で意味を
理解していないと
使えませんよね。

 

僕は仕事で企業さんと
関わることがありますが、
組織を開発しようと思ったことは
一度もありません。

 

世のなかでは、人材の有効活用や
人材育成が盛んに言われています。

 

人が大事、人にフォーカスと
言われていますが、
結果的には人材流出が進んでいるイメージです。

 

なんといいますか、ピントがずれている・・・

 

僕が見た感じだと働く多くの人は、
力を発揮できる状況が
作られていない気がします。

 

力が発揮できていないまま、評価を受けるから
何となく、自分はここにいてはダメ・・・
と思い込んだりする人もみかけます。

 

そういう状況なのに、会社から
人材育成・人材の有効活用・女性活躍・・・
等、スローガン的に掲げられているのです。

 

なんか違うんですけど・・・
と声を大にしてはいえませんから、ドンドン
肩身も狭くなる。

 

こういうズレをいつも感じます、
ズレが大きくなっていくと、
業績も計画未達等が続いていく。

 

結果的には人材流出につながる。

 

これって、
ホントに悪循環ですよ。

 

だから、僕はあまり難しく考えず、
その人たちが力を発揮できるような状況を作って
あげるています。

 

必ず人は出来ることはある。
しかし、出来ることに気づいていない
パターンが大半です。

 

そこを気づかせてあげて、
簡単な業務であれば、
抵抗なく取り組める。

 

しかも、それが収益増につながる
ことであれば、会社としてもオッケーなはず。

 

その取り組みの最たる
業務が、
既存客フォローです。

 

既存客をフォローして
追加発注を確保する。

 

そうすれば、これまで見落としてきた
売上増をつくりだすことができる。

 

やり方は簡単。

 

FAX1枚の定期送信
提案書の配布
後は、世間話程度

 

それだけで十分。

 

勿論、FAX・提案書の中身は詰めますよ。
確実に。
そこは僕の仕事なので、丸投げでオッケー。

 

担当者さんは配布するだけ(^^♪

 

でも、そのアクションから
発注が増え、売上も増となり、
周囲から頼られるようになる。

 

イヤーとかいいながら、悪い気はしない。
だから、自分からも少しずつ頼られる。

 

そうなったら、もうちょっとだけ、
この会社に居ようかな。
となりますよ(^^♪

 

実際に、そうなっている人たちを
沢山みてきました(^^♪

 

それでいいんじゃないですかね(^^♪

 

だって、転職して未知の世界に
飛び込むって
怖いですから。

 

知らない場所・人と馴染んでいくって
新規営業・飛び込みと変わらないです(-_-;)

 

だから、もうちょっとここに居ようかな。

 

そう思える状況を作り出すことが
最高の人材の流出防止策です。

 

別に組織開発をテーマにしなくても、
きっと、組織は底上げされています。

 

だって、力が発揮できる状況を作って、
売上増にもなるわけですから。

 

組織が底上げされれば、経営は安定する。
そして、働いている人は安心する。

 

僕はそう考えてます!

 

それでは、本日はここまです(^^)/
次回も楽しみにしておいてください。

投稿者:加藤 寛之

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