採用・育成・経常利益改善 K'sパートナー株式会社

社員教育の効果を高めるには?

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こんにちは
K’sパートナーの荒木孝仁です。

多くの経営者の方にとって社員教育は
必要とはわかっていても、難しいものです。

せっかく従業員を教育する場を作っても
しっかり取り組んでもらえなければ
コストばかりかかってしまいます。

業務の時間を割いて教育に充てているのですから
できれば少しでも費用対効果の高い教育にしたいと
思うのはすべての経営者の望みでは
ないでしょうか?

では、どうすれば費用対効果の高い
従業員教育ができるのでしょうか?

その答えの一つが視覚効果を使うことです。
社員教育に視覚効果?と思われるかもしれません。
しかし、この視覚効果ひとつで研修を
受ける社員の集中力はかなり変わってきます。
社員が集中して研修を受けてくれれば
当然従業員研修の効果も上がります。

例えば、みなさんが参加したことがあるセミナーで
素晴らしいと思ったものを思い出してみてください。

きっと視覚効果をうまく使っていたのでは
ないでしょうか?
視覚効果の使い方がとてもうまい例に
TVショッピングのジャパネットたかたがあります。

TVショッピングは厳密には社員教育とは
違いますが、聞き手に興味を持たせ、
行動に移させるという点では同じと
いってよいでしょう。

ジャパネットたかたは絶妙なトークが
素晴らしいのももちろんですが、
それに加えて演出(視覚効果)も抜群です。

例えば、電子辞書を販売するときは
電子辞書に収められている辞書の実物を
机の上に積み上げていたりします。

口頭で「この電子辞書には辞書100冊分のデータが入っています」
と言われてもピンときませんが、
目の前に100冊の辞書を積み上げられると
データの多さが視覚的・直感的に理解できます。

理解しやすければ当然反応も良くなります。
実際、辞書を100冊積み上げて販売したときは、
そうしなかった時と比べて売上が
3倍違ったそうです。

ここで注意していただきたいのが、
辞書を積み上げたということ以外は
すべて同じ条件だということです。

同じ人が同じように販売しても
視覚効果ひとつでこれほどまで
売上(聞き手の関心の高さと反応)が変わってきます。
社員教育も教育効果を高めるには
視覚効果などをうまく使って社員に関心を
持ってもらう必要があります。

社員研修で使える視覚効果のうち、比較的簡単かつ
低コストなものひとつに動画があります。

文章主体のテキストを使った時より、
動画で視覚的に学んだ方が研修効果は上がります。
また、動画は一度作ってしまえば
後から使いまわせるので長期的に見れば
社員研修のコストを抑えられます。

特に小売業など接客に関する業務では
話し方などテキストでは伝えられないことも
動画なら伝えることができます。

実際、アメリカでは動画を社員研修に
取り入れている会社が51%に及ぶとの
データ(2013年調査)もあります

動画を社員研修に取り入れる意義を
多くの企業が認知しているということを
端的に示しているデータではないかと思います。

投稿者:荒木 孝仁