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【第15回】認識の共有から始める経営改善

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こんにちは、加藤です。

11月もあっという間に半分が過ぎました!
2021年の稼働日だけで考えれば
あと、1ヶ月弱です。
ここから来年に向けて
一気にラストスパートです!

さて、
僕が企業さんと関わる上で
大切にしているテーマに

『内部体制の最適化』

というものがあります。

“最適化”とは、
与えられた制約条件(経営資源)の下で
ある目的(経営目標)を
最大若しくは最小にすることですね。

常に新しい何かを求めるよりも、
既存の資産・リソースを上手く活用し、
磨き上げていくプロセスが
とても大切だと感じます。

既存の組織
既存の商品・サービス
既存のお客様
既存の経営資源
を上手く活用できているか?

究極までに“最適化”できれば、
事業収益の改善は進むと
僕は考えているんです。
というか、僕は15年以上、
そうやって企業さんと関わってきました。

新しいテーマがNG、
という訳ではありませんが、
優先順位がありますよ!
ということです。

既存のリソースも引き上げられないのに、
新しいものを導入するって
何かピンとこないですしね(^^♪

だからこそ
『内部体制の最適化』
というアプローチが効果的なのです。

さて、企業の
『内部体制の最適化』
を進める上で
とても大切なことがあります。
それは、
企業の土台とも言える、

「認識の共有」

です。

「認識の共有」
が出来ていないと常に、
噛み合わない状態が続きます。

組織の中において
連携不足
コミュニケーション不足
を感じるようになるでしょう。

それくらい、
「認識の共有」
が大切だと僕は感じています。

にも関わらず、
多くの企業では
「認識の共有」
の仕組みが整備されないまま、
経営を進めている場面をよく目にします。

それでは、
目標をノルマとしか理解できなかったり・・・
自らの業務に価値を見出せなかったり・・・
経営ビジョンも
方針発表会後には忘れてしまったり・・・
といったことが起きる訳です。

もっと言えば、
何の為にサービスを提供しているのか?
何の為に仕事をしているのか?
という、目的も共有されていません。

このような企業は、
本当にこれからの時代、
顧客から選ばれ続けるでしょうか?

昨今は、
過去の実績、創業年数だけでは
顧客から選ばれにくくなってきました。

事業計画や目標管理、
マーケティングに広告は
事業を運営する上で大切なことです。

しかし、何があっても、
兎にも角にも、、、
「目的」は共有しましょう。

もう一度、言いますす。

「目的」を共有です!
(何のための経営)

そこを前提とし、
それぞれのセクションや
担当部署を含めて、
「認識の共有」
を行いましょう。

目的を達成する為、
業務の改善、
顧客アプローチ等
の課題について
「認識の共有」を行いましょう。

僕が感じることは、

多くの人は
業務に自信がなく
不安な状態である、ということです。

地に足がついていない、
そんな印象なのです。

責められたくないから、
思いっきり業務を
前に進めることも
躊躇してしまいます。

でも、
そういう背景があるからこそ
「認識の共有」
が大切なのです。

働いている1人ひとりは
強くはありません。

でも、
弱くもないのです。

だからこそ、
「認識の共有」
をしっかり行うのです。

それが、

組織の
デフラグメンテーション

繋がりの回復

なのかなと考えます。

「認識の共有」
が最適化されれば、
組織は強くなるでしょう。

人と人
部門と部門
の繋がりが回復するでしょう。

テクニックや
目先のテーマの前に、
まずは、自分達の足元を
見直すきっかけにしてみてください。

それでは、
この続きは次回、
お伝えしたいと思います。

投稿者:K'sパートナー株式会社

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