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【第21回】当たり前のことを当たり前にやる

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こんにちは。

経営コンサルタントの加藤です。

5月もあっという間ですね。

やり残したことがないように取組みましょう。

 

さて、

僕は企業さんと関わる上で

大切にしている、

テーマに

『内部体制の最適化』

というのがあります。

最適化とは、

与えられた制約条件(経営資源)の下で

ある目的(経営目標)を

最大若しくは最小にすることですね。

常に新しい何かを求めるよりも、

今ある、既存の資産・リソースを上手く活用し、

磨き上げていくプロセスがとても大切だと感じます。

既存の組織

既存の商品・サービス

既存のお客様

既存の経営資源

を上手く活用できているか?究極までに最適化できれば、

事業収益の改善は進むと考えています。

というか、僕は15年以上、そうやって企業さんと関わってきました。

新しいテーマがNO

という訳ではありませんが、

やるべき優先度がありますよ。ということです。

既存のリソースを引上げられないのに、

新しいものを導入するって何かピンとこないですしね(^^♪

だからこそ、「内部体制の最適化」

というアプローチが効果的なのです。

 

さて、

今日はビジネスの原点に戻って

お話をしましょう。

僕達は「事業」

というものを通じて、あらゆるモノを手にいれています。
(お金や資産・喜びなど)

 

そう考えると「事業」というものをどういう構造で捉えるか?

というのが大切になってきます。

正しく、「事業」を捉えるのであれば、

①「事業」とは

「自分が儲ける為の手段」

→儲かりそうな話を探す(^^)/

 

②「事業」とは

「誰かに何らかの価値を提供してその対価を受け取る行為」

→ 相手のニーズを知ろうとする(^^)/

 

➂「事業」とは

「自分が関わりたい人達に関わる為のツール」

→自分が関わりたい人はどんな人なのかを明確にしようとする(^^)/

 

が、あると思う訳です。

①だけでは、淋しいですしね・・・

やはり、②若しくは➂になりますよね。

何の為の「事業」なのか?

「事業」を進めていくのであれば、

誰かへの価値提供であり、

そもそも誰と関わりたいのか、

を決めていくプロセスがとても重要なのです。

あなたのお客様は誰なのか?

何を求めているのか?

何故、そのお客様と関わりたいのか?

を決めていく上では、

「相手を深く理解する」ことを求められます。

この「相手を深く理解する」というアプローチを

軽く見ている人、何となく今までがこうだっらから・・・

という感じで決めている人達が多すぎますね。

時代の流れ・相手が持つ痛みや悩み、置かれている状況

は常に変化している訳ですから。

しっかり「相手を深く理解する」というアプローチを
積み上げていく必要がありますね。

「相手を深く理解する」

には、

仮の人を想定して、要素を洗い出す、

洗い出した要素を持っているかたまりを見つける、
(業種・立場・役職など)

そして、対象を特定する。

 

ということを、

繰り返す

積み上げる

ことで、

最終的に、自分達が関わりたい相手(自分達が力を発揮できる相手)

が特定出来る訳です。

この地道な作業を無視して、

「事業」を進めてもそこに価値は見出せません。

関わりたい相手(自分達が力を発揮できる相手)を特定し、

その相手が求めているニーズを解消することで、

事業が成立・事業収益が確保される。

この当たり前の取組みが、

当たり前に出来ていない「事業」は

これから成長することは難しいのではないでしょうか?

当たり前のことを当たり前にできる(凡事徹底)

働く人達に挨拶や礼儀・マナー・社会のルールを

求めるのであれば、

「事業」を運営する側の人達は、

「相手を深く理解する」する為に、

仮の人を想定して、要素を洗い出す、

洗い出した要素を持っているかたまりを見つける、
(業種・立場・役職など)

そして、対象を特定するということを、

繰り返す

積み上げる

必要がありそうです。

関わりたい相手(自分達が力を発揮できる相手)
を決まり、

その相手が求めているニーズを満たすことで、

事業が成立・事業収益が確保される。

 

そのような、

ビジネスプロセスをしっかり作り上げていきましょう(^^♪

それでは、本日はここまです(^^)/

次回も楽しみにしておいてください。

 

投稿者:加藤 寛之

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