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dream

おはようございます。昨晩は前職の同僚とお酒を飲み、盛り上がりました。お互いに経営者として苦労もありつつ情報交換が出来て貴重な時間を過ごせました。

やはり苦労を共にしてきた仲間がいる事はありがたい話ですね。そして常に刺激しあい、夢を持って進んでいきたいものです。

 

今日は私のお客様のお話をします。鹿児島県の企業様です。創業から40年近くたつ電気工事を中心とした会社です。太陽光発電事業で規模も大きくなっていて非常に勢いを感じます。色々とご紹介したい点はありますが、社長様の一言をご紹介します。

 

若くして創業し、沢山の成功を収めてきましたが30代前半で一度大きな失敗します。全てを失い、ゼロからのスタートです。その時の心境をお話される時に出てくる一言が、

 

「全てを失っても夢を見るのはただだから、夢だけは見続けたよ!」

 

その夢を見続けて前に前進(20年以上)した結果、2年前に過去最高売上を達成し今も成長し続けています。

 

これが何を意味するのか皆様も考えてみてください。勿論、様々な方法論(戦略、戦術)を駆使してここまでの企業になったのは事実でしょう。しかし、経営の大先輩から学べる事がここにあるのです。経営者の役割とは何なのかを教えてくれています。

 

経営者の役割の中で最も重要で、経営者にしか出来ないことは夢を語ることでしょう。夢は会社の希望です。夢は働く方にとって幸せな気持ちになれる要素です。夢はお客様をも味方につける大事な武器です。経営者が夢を語り続ける事ができる。夢に向かって実行し続ける。夢を目標に変えて組織に浸透させられる。これが出来る企業は間違いなく成長します。

逆に、夢を語れない。希望がない。そのような組織はこれから衰退していくことになるでしょう。

 

夢を見ても売上が上がるはずがないと感じる方は多いでしょう。しかし、それは間違えています。この社長様に言わせれば

 

「何もないから夢を見る。その夢が自分を支えてくれた。だから前に進めた。」

 

ここに全て尽きます。辛い時、苦しい時に支えてくれるのが夢です。

夢なんてではなく、夢があるから前に進めるのです。逆に夢・希望がなくて前に進み続けることなんてできるのでしょうか?どん底まで落ちて、全てを失ってもゼロから這い上がってこれることを偉大な経営者が教えてくれています。

 

私達はここから何を学ばなければならいでしょうか?私はコンサルタントして様々な形で人と出会うことがあります。どんな方が経営者、管理者、リーダーにむきますかと言われれば、「夢を持っている」「夢を人に語れる」「夢を実現する為の行動が出来ている」の3つだと答えます。周りなんて関係ない。人から何を言われてもぶれない人は自分が叶えたい夢があるです。

夢が全てとは言いません。しかし、夢の無い人は経営者・リーダーにはなれません。これは絶対条件です。

 

今日から週末です。是非、この時間を使って沢山の夢を見てください。仲間・家族と語ってみてください。きっと素敵な週末になるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

投稿者:加藤 寛之