朝礼を活用した業績アップの事例(その3)

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前回に引き続き、朝礼を活用して業績アップした

佐賀県のスーパーの成功事例の紹介です。

 

このスーパーでは朝礼の導入によって売上が

急成長し、しかもそれを維持し続けています。

 

朝礼を活用した業績アップのポイントは、

「役員主催から社員主催へ変更」

「モチベーション」

「コミュニケーション」

の3つである事を、事例をふまえお伝えしました。

 

今回はその後の組織の変化についてお伝えします。

 

このスーパーでは未だに業績は上がり続けており、

短期的な成果ではなく、長期的な成果につながり、

発展している状況にあります。

このスーパーが長期にわたって成長を続けられる

秘訣、それは、朝礼活用による業績アップ法から生まれた

2つの効果が大きいのです。

 

一つ目は「笑顔」です。

食品スーパーで必ず行われる教育に「接客教育」があります。

そして、「接客教育」で必ず行われる内容の一つが「笑顔」です。

気持ちの良い笑顔でお客様をお迎えし、

お送りするという基本中の基本ですが、

この「笑顔」を教育で出来るようにするのか、

自然と出来るようにするのかの違いが、

今の業績アップに大きく貢献しているのです。

 

朝からモチベーションを高め、お客様の為に何が出来るかを考え、

実践し、その商品をお客様にお買い上げいただいた時、

担当者は思わず自然な笑顔が出てしまいます。

もしあなたがそのお客様だったらどうでしょうか?

おそらく多くの方は、喜びを感じるのではないでしょうか。

このお客様の「喜び」が次の売上に繋がっているのです。

 

決して「笑顔」の作り方教育からは生まれない

とても大切なものが、この朝礼から生まれているのです。

 

二つ目は「スピード」です。

今までは、その日の業務を真面目にこなす。

そういうチームでした。

しかしながら、この朝礼を始めた事により、

今日やるべき仕事が一つ増えてしまいます。

そのため、必然的に業務スピードを上げないと、

決められた時間に仕事は終わりません。

 

しかし、「スピード」の本質はそこではなく、

「誰の為の仕事か」「誰に向けての仕事か」

という部分に真の本質が隠れています。

 

例えば、「今日は寒いからお昼に温かい豚汁を出そう!」

と惣菜チームが決め、お昼ぴったりに豚汁を出せるように

仕事の段取りを組み立てたとします。

そうすると、お昼までには売場にお弁当が

並んでいなければこの取り組みは

失敗に終わる可能性は高いです。

 

つまり、惣菜チームは

「お弁当と豚汁を買うお客様」

に集中して段取りを組み立て仕事する事になります。

 

つまり、ここでいう「スピード」とは早いか遅いかではなく、

“お客様に合ったスピード”

で仕事をするようになっているという事なのです。

 

あなたがお客様だったとして、

・冷たい豚汁が並ぶ店と温かい豚汁が並ぶ店

・豚汁はあるが、欲しいお弁当がある店と無い店

どの店が、行ってみたいお店、また行きたいお店だと

思えるでしょうか?

 

その他にも、この朝礼の取り組みにより

様々な変化は起きています。

そして、その一つ一つは実に小さなものかもしれません。

しかしながら、その効果は長く、着実に発揮されるのです。

 

それが、この朝礼を活用した業績アップの本当なのでは

ないかと、私も現場を見ながら教えられます。

 

「お客様の為にする仕事」

業種を問わずとても大切な事なのではないでしょうか。

投稿者:加藤 寛之

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