朝礼を活用した業績アップの事例(その2)

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前回に引き続き、朝礼を活用して業績アップした

佐賀県のスーパーの成功事例の紹介です。

 

このスーパーでは朝礼の導入によって売上が

急成長し、しかもそれを維持し続けています。

今回もその成功の秘訣をお伝えしていきます。

 

K’sパートナーが「朝礼の活用方法」をテーマに

食品スーパー向けの社員研修を行った際に、

重要視したのは「コミュニケーション」と

「モチベーション」、「役員主催から社員主催へ変更」の3点です。

 

前回は「モチベーション」と「役員主催から

社員主催へ変更」した点についてお伝えしました。

今回は、朝礼を活用した

コミュニケーションについてお伝えします。

 

この佐賀県のスーパーの場合、

朝礼の時間は長くとも10分程度です。

そう聞くと、そんな短時間では

コミュニケーションにならないのでは?

と思われる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 

確かに、非常に短い時間であるため、

多くのコミュニケーションを取るのは

無理があります。

 

そこで、本来、店舗として最も大切な

コミュニケーションを短時間に

凝縮して取る事にしたのです。

 

その大前提は

「店舗は誰のためにあるのか」

という事です。

 

いろいろな考え方・ものの見方は出来ると思いますが、

社員研修で共有したのは「お客様」です。

 

今日、私達がお客様の為に

+αとしてあげられる事は何か?

 

この1点に絞り込んだコミュニケーションを

朝礼で取る事にしたのです。

 

具体的には以下の大きく3つを朝礼に取り入れました。

① 当面の店舗販促テーマと依頼事項を発表する。

② 今日の店舗・部門別の商品販促テーマを発表する。

③ 相互協力できる今日の取り組みを依頼する、追加する。

 

上記3つのうち、特に大切な事は③です。

 

例えば

【青果部門】白菜を主に商品販促を行う。

【鮮魚部門】干物を主に商品販促を行う。

【食品部門】カレーを主に商品販促を行う。

のように各部門がバラバラの商品販促を行った場合、

メニューの的が絞りにくく、

お客様から非常にお買い物しにくいお店という

印象を持たれるかもしれません。

 

かといって、青果部門の“白菜”に合わせて、

スーパー全体の販促商品を全て「鍋物」にしてしまうと

鍋以外を希望するお客様にとっては、

お買い物しにくいお店という印象を

持たれるかもしれません。

 

大切なのは、お客様の多様なニーズに

お応えするという大原則は外さずに、

メニューを決めかねているお客様へ

「今日最良のメニューはコレ!」

という一押しをしてあげる事なのです。

 

例えば、上記例に追加販促として以下を加えます。

【青果部門】白菜を主に商品販促を行う。(じゃがいもをボリューム販促する)

【鮮魚部門】干物を主に商品販促を行う。(エビをボリューム販促する)

【食品部門】カレーを主に商品販促を行う。(味噌をボリューム販促する)

こうする事で、白菜を買えば鍋、

干物を買えば味噌汁、カレーを買えば海鮮カレー

などメニューを組み立てやすくなります。

 

食品スーパーとして、朝の大事な時間で

「お客様の為に出来る事」を考える事によって、

よりお客様のお役に立てる、

支持されるお店作りが具体的に進んだ事が、

最短最速で店舗成長を果たした源泉となったのです。

投稿者:加藤 寛之

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